ニャホニャホタマクロー、コード進行研究
「トリビアの泉」エンディングテーマ曲のニャホニャホタマクローの歌。
ご存知のとおりニャホニャホタマクローはガーナのサッカー協会会長で実在の人物。
今日はそのテーマ曲のコード進行を研究してみよう。キーはCメジャーだ。
performed by ニャホニャホ少年少女合唱団 (c) フジテレビ 戸川純?
【A】
*** | *** | *** | *** | ロー | |||
*** | *** | *** | *** | ロー | |||
*** | *** | *** | *** | ロー | |||
|C | |F | |F | |G7 | C| |
注) プロモーションビデオでは第1行&第2行、エンディングでは第3行が流れています。
コードはC→F→G7→Cの展開。つまり|Ⅰ|Ⅳ|Ⅴ7|Ⅰ|という音楽の基本的な骨組みの構造。
パッヘルベルのカノン や、バッハのプレリュード で紹介した骨組みとまったく同一。
この骨組みの上に軽妙なメロディがのることで、僕らをワクワクさせてくれる。
また第2小節のFは3,4拍目で、代理コードDmに変化するようにも聴こえる。
【B】
*** | *** | *** | *** | ||||
|Am | |E7/G# | |G | |D7/F#| | ||||
*** | *** | *** | *** | ||||
|Am | |E7/G# | |C/G | |G| |
ベースラインに注目(E7/G#は、キーはE7だが、最低音部はG#であることを示す)。
ラ→ソ#→ソ→ファ#と半音ずつ下降していく。
ちょっと特異なコード進行だが、基本は2小節ブロックで、
|Am|Am|G|G|
|Am|Am|C|G|
という骨組みに、仮想Ⅴ変換を用いている、つまり、Am に完全4度下Eを加え、
Gに完全4度下のDを加えていると考えるとよいだろう。
(参照:パッヘルベルのカノン )
半音下降を加味するならば、
|Am|AmM7|G|GM7|
|Am|AmM7|C|G|
とコードアレンジすることも可能だろう。
【C】
間奏 | |
|G7 | |G7| |
コード楽器は鳴っていないが、【B】パート最後のG7の引き伸ばし。
【D】
***ホ | *** | *** | *** | *** | *** | ||
|F | G7 | |C | |F | G7 | |C| |
音楽の王道「Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ」の繰り返しで解決する。
音楽の基礎はここにも息づいているわけだ。
#しかし、【B】のパターンも結構耳にする進行。研究が必要ですね。
- 著者: フジテレビトリビア普及委員会
- タイトル: トリビアの泉~へぇの本~(10)
☆音楽解析の続編は『コチラ』 にて!
1年生になったらアイスクリームを
◆循環コード
先日パクリと話題のHIGHWAY61「サヨナラの名場面」と中島みゆき「ファイト」
でちらりと言及した循環コード。
| I | Ⅰ | Ⅳ | Ⅴ7 | 音楽の骨格これから出発して
2小節目のⅠを代理コードⅥm に差し替え(ドミソをドミラに)
3小節目のⅣを代理コードⅡmに差し替え(ファラド→ファラレ)ます。そうすると、
| I |Ⅵm | Ⅱm | Ⅴ7 |
という「循環コード」ができあがり。
キーCの場合、|C|Am|Dm|G7|。ベースラインがド、ラ、レ、ソと動きます。
骨格を代理コード変換するだけで生じる、甘い感じ。
アメリカのプロ・ミュージシャンの間では、アイスクリーム・チェンジ とも呼んでいると、
あの Staff, King Curtis, Bobby Womack, Curtis Mayfield, Mariah Carey などのレコーディングに参加している、コーネル・デュプリーが彼の教則本のなかで書いています。
著者: Cornell Dupree タイトル: Rhythm and Blues Guitar
以下もヴァリエーション、同進行と捉えてよいでしょう。
a) | I |Ⅵm | Ⅳ | Ⅴ7 | (ⅡmがⅣに戻った)
b) | I |Ⅵm | Ⅱ | Ⅴ7 | (Ⅱmがメジャー化)
c) | I |Ⅵm | Ⅶm7 | Ⅲm7 | (Ⅱm→Ⅶm7, Ⅴ7→Ⅲm7と代理化)
d) |Ⅵm | Ⅱ | Ⅴ7 |Ⅰ | (1小節目のⅠが最後に回っただけ)
e) | Ⅱm | Ⅴ7 |Ⅰ |Ⅵm | (後ろの2小節が前に回った)
f) | Ⅱ | Ⅴ7 |Ⅰ |Ⅵm | (eパタンのⅡmをメジャー化)
◆このコード進行の曲
これは本当にキリがないので一例を。
・"Wish Your Merry Christmas"
・Ben E. King "Stand By Me"
・Marvin Gaye "What's Goin On"
・Beatles "All My Loving" (eタイプ)
・Beatles "Rocky Racoon" (dタイプ)
・Earth Wind & Fire "September" (cタイプ)
・Deniece Williams "恋はマジック"
・Kokomo "I'm Sorry Babe"
・Andy Fairweather-Low "Everyday I Die"
・Van Morrison "Brown Eyed Girl" (Bパートが倍テンで)
・一年生になったら
・ウルフルズ "事件ダッ"
・中島みゆき "ファイト"
・中島みゆき "サヨナラの名場面"
などなどなど。。。部分的に使用しているものは数限りないです。
・Police "見つめていたい"
もこっちでしたね。すみません。しかし骨組みはこれも「パッヘルベルのカノン」とまったく同じなのです。
この音楽の骨格に色彩を付けた循環コードも音楽の定番です。たとえば、どんなところにあるか?
明日から調べていきましょう。
■参照記事
バッハのプレリュード
和声学をシコシコ探求するワケの解らない blog 化しつつあるが、「『ⅣはⅡmに代理できるから』などと言われてもさっぱりわからん。読み飛ばす」、と wife から言われる。
そんなときに打ってつけなのがバッハのプレリュード。少なくとも自分はそうだった。
この曲は以下の単純なコード進行ブロックを、次々と変形していくバリエーション見本市なのだ。
骨格は、
|Ⅰ|Ⅳ|Ⅴ7|Ⅰ|
これだけ。これを9回繰り返す、変形しながら。Kinks のRay Davies 「俺の人生は3コード」発言の如き潔さ。
その変形の過程を見ていこう。キーはCで。
No. | codes | roman | info |
1) | |C|Dm||G7|C| | |Ⅰ|Ⅱm|Ⅴ7| Ⅰ| | - |
2) | |Am|D7|G|C| | |Ⅵm|Ⅱm|Ⅴ7|Ⅰ| | - |
3) | |Am/C|D7/C|G/B|C| | |Ⅵm|Ⅱ7|Ⅴ7|Ⅰ| | - |
4) | |Dm|Bdim|C|F| | |Ⅵm|♭Ⅴdim|Ⅴ7|Ⅰ| | ←ここで4度上のFに転調する。 |
5) | |Dm7|G7|C|C7| | |Ⅵm7|Ⅱ7|Ⅴ|Ⅴ7| | - |
6) | |FM7|F#dim|Cm9|G#dim| | |ⅠM7|#Ⅰdim|Ⅴm9|#Ⅱdim| | - |
7) | |G7|C|Dm/C|G7| | |Ⅰ7|Ⅳ|Ⅴm|Ⅰ7| | ←ここでGに転調 |
8) | |Bdim|C|Dm add11|G7| | |Ⅲdim|Ⅳ|Ⅴm|Ⅰ7| | - |
9) | |C7|F|G7|C| | |Ⅰ7|Ⅳ|Ⅴ7|Ⅰ| | ←ここでCに転調 |
注: 転調が生じた場合、たとえばキーFに転調したときは、F=Ⅰとしている。
また、ローマ数字式相対コード進行で、基本形から変化の生じた部分を赤字表記した。既出の変化は黒字である。
さて、ひとつひとつ「どんな変形が行われているのか」みていこう。
1) Ⅳを代理コードⅡmに変える。ⅣとⅡmはともにサブドミナントであり、ファとラを共通音として持つからだ。
また、Ⅱmは4和音(Ⅱm7)とした場合、ドも含む。つまりⅡm7 = Ⅳ6(6thは基本的に多くのコードで混ぜることが可能)。変換後のⅡm→Ⅴ7→Ⅰをツーファイブケーデンス(進行)と呼ぶ。音楽の完全終止形(=おじぎ終止)であり、ジャズでも中核となる理論だ。
2)Ⅰを代理コードⅥm に変える。ⅠとⅥmはともにトニックであり、ドとミを共有している。Ⅵmを4和音=Ⅵm7 とした倍ソも共有する。コレもⅥm7 = Ⅰ6。
3) ⅡmをⅡ7に変える。Ⅱ7は3小節目V7へのドッペル・ドミナント。ドッペル・ドミナントとは、Ⅱm→Ⅴ7→Ⅰというツーファイブ進行の発展形で、この上昇進行の滑りを良くするもの。つまり、Ⅱmがメジャー化することでファがファ#となり、Ⅱ→Ⅴ7のラインで、ファ#→ファという装飾が生まれることになる。
4) ♭Ⅴdim はディミニッシュコード。ディミニッシュコードとは、構成音がすべて1.5音間隔になっている(Bdimの場合、シ、レ、ファ、ラ♭)不安なコード。これは、Ⅱ7(この場合G7)の代理が可能とされている。なぜなら、シ、レ、ファの3音を共有しているから。G7 にテンション♭9(=A♭)を加えて、G7♭9 とした場合4音を共有できる。
5) 1小節目はⅥmをⅥm7と7th追加したもの。4小節目のⅤ7は (6) のⅠM7 へのドッペル・ドミナントだ。
つまり、ここでⅠに進んでしまった場合、(6) の冒頭ⅠM7 の存在感が薄くなるため、時間を引き延ばして待っていると考えるとよい。例えるなら「ごっつええ感じ」の、「恐怖のキョーちゃん」のテーマソング、「恐怖の、キョーーーーーーーーーー」という遅延の部分だと思えばよい(thanks Mr. JM)。
6) ココはちょっと難しい。1小節目でⅠにセブンス追加してⅠM7。2小節目、#Ⅰdim はⅠ7の代理。すると、ⅠM7→Ⅰ7という進行になり、Ⅰ→Ⅳに置き換えている(ここだけ説明する自信ない)。3小節目で、Ⅴmとマイナー化、コレは(7) でのI7化を先取りする。つまり、シ♭をもつ。4小節目で#Ⅱdimという転調先の半音上のパッシングディミニッシュコードを用いる。パッシングディミニッシュコードとは、進行経過音としての装飾。たとえばギターで、セーハしたフォームをスライドした場合無意識のうちに使うのがパッシングコード。そのディミニッシュ版と思えばよい。
7) Ⅰをマイナー7thを加える。これは (9) へ布石となる。ここでもⅤmが続く。A♭+B♭というCに対するサブドミナント・マイナー群が鳴り響き、(9) の大団円へいたるドラマを演出する。未来少年コナンに例えれば、ここがギガント。
8) 冒頭Ⅲdim はⅠ7の代理コード。Bdim=シ、レ、ファ、ラ♭、G7=ソ、シ、レ、ファで、3音共有だから。
9) 元のCに戻る。音楽の骨格に戻り、大団円を迎えた。
転調の過程をみるとまた驚く。転調はⅠ→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ.つ、つまり、4小節のユニットのコード進行とまったく同じで、入れ子構造になっているわけだ。「ゲーデル・エッシャー・バッハ」って本が流行ったことがあったが、確かに、エッシャーの描く階段のような構造美だ。
バッハが弟子たちのために書いた、平均律クラヴィアは音楽の旧約聖書と例えられます。
この「前奏曲」を練習するたびに、自分がゼロに巻き戻される気分。音楽好きはみなバッハの弟子なのだろう。
#さすがに今回はアフィリエイトリンク、はるきにならん。
■関連記事:G線上のアリア
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新曲コード進行メモ 2005/05/22
曲名 | キー | コード進行 | ローマ字表記 | 備考 |
クレイジーケンバンド/ |
Gm |
サビ:(***~) |Cm |Cm |Gm |Gm| |E♭|Cm |A7 |D7 | |
|Ⅱm|Ⅱm|Ⅵm|Ⅵm| |Ⅳ |Ⅱm|Ⅶ7 |Ⅲ7| |
ベースはc->b->b♭->a と下降。 |
AI/ |
D | サビ:(1***~ |D-G|A-F#7|Bm-E |A-D | |
|Ⅰ-Ⅳ|Ⅴ-Ⅲ7|Ⅵm-Ⅱ|Ⅳ-Ⅰ| | 映画クレヨンしんちゃんの歌を歌ってたのか。 |
SHAKALABBITS/ |
F | サビ: |F |B♭|Dm|C| |F |B♭|Dm|C| |B♭|B♭|F|F| |
|Ⅰ|Ⅳ|Ⅵm|Ⅴ| |Ⅰ|Ⅳ|Ⅵm|Ⅴ| |Ⅳ|Ⅳ|Ⅰ|Ⅰ| |
エリカ・バドゥ『Today』のウッドベース
相変わらず、最近のR&Bを聴きまくっていますが、Erykah Badu "Today" が大のお気に入り。
Various Artists /"Red Star Sounds, Vol. 1: Soul Searching" 彼女のアルバムには収録されてないアウトテイクらしいけど、 ゆったりしたテンポに、ハスキーな女性ヴォイス+ウッドベースの組み合わせが最高の一品。 |
ウッドベースのフレーズをコピー。
440Hz とした場合、録音ではピッチがやや低め、キーD♭(=|F|G♭M7||)にも聴こえるのですが、
それだとウッドベースの開放弦の響き、たとえば、譜面4行目、4小節目最後のD音のオクターブ重音は、キーをDにしないと出ませんので、キーDなのだと推理しました。(ウッドベース奏者のかた、ぜひ弾いてみてください。気持ちいいです。)
コード進行は基本、以下の繰り返し。
|F#m|GM7| ローマ数字式ダイアトニック表記すると |Ⅲm|ⅣM7|。
ⅢmはⅠの代理コードですから(参照:パッヘルベルのカノン ) |Ⅰ|ⅣM7|。
R&Bの心臓はこのⅠ→Ⅳヴァンプであるとコーネル・デュプリーが語っています。何故それが生まれたかというと、ゴスペルの歴史のなかでのアーメン終止がルーツにあるわけ。この点は一日じゃ書ききれないので、おいおい展開していきます(一応それを目的としたblog)。
それでは、「スマイル、トゥディ」。笑えない現代だからこそ。
SAYAKA タレント活動休止
- 松田聖子の娘 SAYAKA が芸能活動を一時休止するらしい。
- 音楽的には定評が高いらしく、
- 昨年の曲、"水色" のサビ部(凍りつく夏の~)コード進行はキーFm の
- |Fm-A♭|E♭-C7|D♭-G7|C7|。
- |Ⅵm-Ⅰ|Ⅴ-Ⅲ7|Ⅳ-Ⅶ7|Ⅲ7| でアルゼンチン・タンゴの巨匠ピアソラが「フーガの神秘」などで多用したコード進行に美しいメロディを乗せていた。 今週はこのコード進行で一席。
■関連記事:Yahoo SAYAKAタレント活動を一時休止
スターウォーズ新作、ネット流出
◆サブドミナントマイナー
19 日に公開されたばかりのスター・ウォーズ エピソードⅢが早くもファイル交換ネットに流出。
16,000人がダウンロードしたらしい。一応劇場に見に行けよなぁ、と。
さて、スター・ウォーズのテーマと言えば、巨匠John Williams のアノ曲。冒頭部のコード進行は、
|C |F-C|F-C|B♭-G|。
|Ⅰ |Ⅳ-Ⅰ|Ⅳ-Ⅰ|Ⅶ♭-Ⅴ| で、これも音楽の骨格 |Ⅰ|Ⅳ|Ⅴ|のバリエーションである。
2小節目、3小節目の(Ⅰ→)Ⅳ→Ⅰという進行はヴァンプと呼ばれる、ワンコード進行修飾(アーメン終止と同じ理論です)。それを除くと、
|Ⅰ |Ⅰ|Ⅰ|Ⅶ♭-Ⅴ| となる。Ⅶ♭は突飛なようですが、サブドミナントマイナーと呼ばれるⅣmの代理コード。(ファラ♭ドとシ♭レファで1音しか重なりませんが、親近性の強いテンションをそれぞれ追加、Ⅳm6、Ⅶ♭7とするとファ、レ、ラ♭の3音が重なるため代理可能)。つまり、
|Ⅰ| Ⅰ| Ⅰ|Ⅳm-Ⅴ|。
Ⅳm サブドミナントマイナーは、Ⅰの同主調変換Ⅰm のサブドミナント。Ⅳ→Ⅴ進行をつなぐものとして頻繁に使われます。
Ⅰ→Ⅳ→Ⅳm-Ⅴ。音楽の骨格に装飾のひとつ、サブドミナントマイナーを加えることで色合いが増していくのです。
■関連記事:パッヘルベルのカノン、名曲の秘密 、HIGHWAY61「サヨナラの名場面」と中島みゆき「ファイト」
■関連リンク:ITmedia: 「スター・ウォーズ」公開初日で早くもネットに流出
藤崎奈々子面白すぎ
いとうせいこう「第2回名曲作詞権」がテレ朝で放映中。
藤崎奈々子、すげえおもろい。天然? 計算だったらすごい。
万年素の状態は芸能人とは思えない。
「ぽろぽろかけるよ、どんどんなくなる」と戦メリのテーマに乗せて歌うかーー?
好評の「買って、売って、買って」のCM音楽「車売るならー、ジー…」
のコード進行は、先日説明した音楽コード理論の基本、
|Ⅰ|Ⅳ|Ⅴ|Ⅰ|。
参照記事:パッヘルベルのカノン
エロジャケに気をつけろ【連載第4回】
ジャケにピクン→音にピクン!
今回は白人ロック系で。
Aerosmith etc / "Young Lust" 彼女のブラを外そうとすると、 MSの放送禁止CMみたいですね。 「ぅおーく・じす・うぇーぃ!」 |
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the Cars /"Candy-O" 全タイ、ってヤツですか? カーズはいつ聴いても いいバンドだなぁとつくづく思う。 都会のロック、って感じ。 このアルバムは'Let's Go'に尽きるかな? |
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Average White Band / "AWB"
(TVドラマ『キソウの女』のテーマ曲ちょっと似てる)を収録。 スコットランド出身の「平均的白人バンド」だが、 ブラックなフィーリングたっぷりの演奏。 ベーシストで曲を書く Alan Gorrie のセンスがいい。 ファンクなのに、ケルティックに超メロディアス。 Van Morrison と同じアイリッシュ・ソウルなのだ。 前身となったバンドMogul Thrash のベースは、 John Wetton でした。
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Sad Cafe /Fanx Ta-Ra マンチェスター出身のバンドで、 Funk から Progressive Rock っぽいものまで こなすポップな一品。70年代だなぁ。。 (廃盤。ベスト盤はある→ "Anthology" ) |
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Badger / White Lady
ボーカルの Jackie Lomax は、おそらくブルーアイド・ ソウルシンガーのなかで、最も色気ある滑らかな 歌い方をするのでは?(個人的に大好き)。 バンドはAshton 抜きの Gardner&Dykeがリズム隊 +元Yes の Tony Kaye。 ゲストで Jeff Beck と Bryn Howarth (←大好き)参加。 隠れた名盤って、こういう作品のこと。必聴! |
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