日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を握るとどんな残忍極まりない行為をすることか | 牧歌組合~45歳からの海外ミュージシャン生活:世界ツアーに向けて~

日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を握るとどんな残忍極まりない行為をすることか

SNS書き込みによって、一人の女性、木村花さんが殺された。

 

自分は7.5年、日本を脱出してドイツ・ベルリンで暮らしている。

ドイツ人の芸能人に今日電話して聞いた。彼は、とても多くヒール役をこなしている俳優だ。

こういう経験がないかと。

「ないよ、お母ちゃんからたまに『いっつも犯罪者とか、変な役ばっかりやって!いい役取れないか?』って、虐められるくらいかなー」との答え。

「たまにはいい人の役もやるし。別に役柄だけ見て、他人をいじめる人間はいないんじゃないかなあ」

 

日本だけのようだ。

 

僕はどうしても日本を好きになれない理由がここにある。

なぜ、日本人は、きちんとした真摯なコミュニケーションもとらず、

噂とか、一方的な表層的な決めつけで、

他人を傷つけられるのか?

 

自分も、そう言った経験がある。

 

なぜ、コロナ危機とかで、「救済を!音楽を殺すな」とか言ってる人が、

他人の音楽人生についてケチをつけたり、音楽を辞めさせようとするのだろうか?

なぜ、音楽を他人から奪える”特権”があると妄想できるのだろうか?

「*さんから聞いてるんだよ」って、この方は刑事のつもりか?

何年経っても陰口を叩きまくり、恫喝、脅迫を誘導。

そして、他人を管理しようとする日本人ならではのメンタリティ。

ヤクザと書いたら、ヤクザに失礼だ。今のヤクザはもっと賢くスマートだ。

こういう輩は、そのくせ、自分は弱者のつもり。

弱者と思ってるから、他人に対して何やってもいいと思っている。

そして、「日本の政府は」とか、一人前に批判するが、なんの行動もせず、世の中を変えようともしない。

「こんな日本は」とかいいながら、外に出ていく勇気もない。

はっきり言えば、勉強も努力もしていない。

 

ドイツでは、外国人、若い学生、そしてドイツ人みんなが、「自分が参加している民主主義。コロナ危機も自分たち全員で乗り越える課題だ」という意識がある。

反して、こういう、人間が(一部)いる日本が、僕は、本当に嫌いだ。

そして日本のアンダーグラウンド文化シーンには、こういった人種が長年、巣食っている印象が強い。

 

「日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を握るとどんな残忍極まりない行為をすることか」

(帰ってきたウルトラマン「怪獣使いと少年」より)

 

残念だ。日本には戻りたくない。

 

って、書いてる俺も、そんな醜い日本人の一人だ。

だが、「世界は広い。勉強しなければならないことは、もっともっとある」と信じて生きる。そうやって生きるしかない。