スペースインベーダーのベースラインと、映画「タイム」 | 牧歌組合~45歳からの海外ミュージシャン生活:世界ツアーに向けて~

スペースインベーダーのベースラインと、映画「タイム」












 最近、会社でインベーダーゲームが流行している。
流行しているといっても、スペースインベーダーゲーム(c)タイトーを仕事もせず、ちんたらとやっているというわけではなく、
インベーダーと名乗る優秀な同僚の出現によって、にわかに、周囲が、



でその人格を表現したり、インベーダーシールを購入したり… etc,
阿呆なことをしている、というだけなのだが。
 結構やんごとなき家系と、穏やかで知的で冷静な仕事ぶりで大好きな同僚なのであるが。


スペースインベーダーゲーム、名古屋撃ち(thx dora)


 というわけで、今日はスペースインベーダーゲームのベースラインをコピーしてみよう。キーは(おそらく)Bbメジャーで、4/4拍子。





Music written by (maybe) TAITO,
Tabbed by dukkiedukkie(Masataka Koduka)
Bb
+ + + + + + + +
G:-----------------|-----------------|
D:-----------------|-----------------|
A:-1---0-------3---|-1---0-------3---|
E:---------3-------|---------3-------|



コードなのであるが、Bbm(Bフラットマイナー)という解釈も成り立つが、Bbメジャーで行ったほうがいいだろう。70年代ゲームだから、ファンクなのだ。
Bb7という解釈も成り立つ。リズムギターとして




Music written by (maybe) TAITO,
Tabbed by dukkiedukkie(Masataka Koduka)
Bb79
+ + + +
e:-1-111-113--1----|
B:-1-111-111--1----|
G:-1-111-111--1----|
D:-0-000-000--0----|
A:-1-111-111--1----|
E:-----------------|


 というようなJames Brown "Sex Machine"のカッティングパターンを挿入したら、ファンク曲にもなることが理解できるだろう。

あるいは、4拍目をCメジャーと解釈して、Bb->C、つまりII(ドッペルドミナントされたサブドミナント)として、
解釈してもいいだろう。これもスペースインベーダーの時代、70年代ロックなりファンクの常套句だ。


 しかし、しかし、大切なのはこのベースラインを弾くときのタイム感である。
一拍をフルフルに弾いてはならない。4/4拍子で、どんどん速くなっていく、アッチェレランド(thx bill)な中で、アッチェレランドなビジネスというか資本主義社会のなかで、
よしんばtempo=60だとしても、1000msecを一拍に使っていいわけではなく、
アストル・ピアソラなどアルゼンチンタンゴのベースのように4/4拍子でも、一拍1000msec=一秒つかえるとしても、
100msecくらいで弾く!!!!!

 これが熱いのだ!!!!!これが、映画「タイム」(ホンマによかった!)で言っている時間の使いかただ!時間を大切にして生きていこう。本当に一回しかない人生だ。「一日だけでいい」といったタイムの主人公の潔さだ。

 よくわからんが、インベーダーゲームのベースラインは、映画「タイム」と同義である。時間を大切にして生きよう。


このコンテンツは批評目的によるタイトーの音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】