Velvet Underground "What Goes On"
土曜日(2/18)、京王井の頭線池ノ上駅の北口のnamaste asiaという、タイ・ベトナム・ネパール・インド料理屋でビールと飯を摂り、その後ふらりと向かいにある古書店に入って、 ・「ブルトン詩集」(高2で一度買って、その後売って買い直し) ・Bonne Koloc "After All This Time"(国内盤LP。高3のときの大学受験で東京に出てきて、新宿のえとせとらでアメリカ盤は購入。with O氏、I氏) ・Velvet Underground "S.T"(編集盤LP。モーリン・タッカーの写真がでかくてよい) を購入。池ノ上にはこういった目立ちはしないが、質のいいものを安価で置いている店が、ひょっとしたタイミングで見つかるところが、本当によい。 さて、帰宅して早速ターンテーブルにVelvet Undergroundを置いて聴いたわけだが、 "What Goes On" にしびれる。そういえば、ブライアン・フェリーが1977年ごろに来日した際のNHK ヤングミュージックショーの録画ビデオが海賊盤屋に出回っていて、 バックメンバーには大好きなAnn Odell嬢だとか、John Wetton やら、Chris Mercerが含まれていたりしたので、学生時代(もう20年以上前ですが(^_^;)) 何回も何回も見ていた。その、ライブ終了後のエンドロールで、Bryan Ferryのカバーした"What Goes On"が流れていたことを思い出した。 Bryan Ferry は、マルセル・デュシャンの大ガラスへのオマージュ作品、「ベールを脱がされた花嫁」で、この曲をやっていたのだなあ。 まあ、どうでもいいような思い出なのだが。 で、今日はこれを数時間、弾き語って遊んだので、これを(w)。 キーはDメジャーで、4/4拍子、エイトビート。 【I】イントロはさり気なく、Dワンコード2小節。
ギターのカッティングイメージだが、白人の退廃系文化(もちろん、Lou ReedやBryan Ferryを含みます)って、思ったよりも意外とリズムがFunk だったりするわけで、 ローポジション、ハイポジションどこで押さえてもいいんだけど、
みたいに、sus4を挟んだ16ビートでカッティングすべきだろう。 歌詞は、こちらなどをご参照で歌いましょう。 【A】パートは、
で2回繰り返し。I->bVII->IV->I のトニック→サブドミナントマイナー→サブドミナント→トニックの構造。 Lou Reedも効果的にサブドミナントマイナーを使う使い手。っていうかロックってサブドミナントマイナーなんだろうけど。 【B】パートも2回繰り返しで、
ドミナント→サブドミナント→トニックのアーメン終止。ロックだ。 まあ、これを繰り返せば一日中楽しめるという、僕が何回かこのブログで書いている 「ロックは手軽な玩具」 を証明する一曲!!みんな、弾いてみてね!!!! 【このコンテンツは批評目的によるVelvet Undergroundの音楽の引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。】 |