千葉民謡「銚子大漁節」
「銚子大漁節」は千葉民謡と言われている。”銚子”と付いているから、茨城かと思うが、千葉民謡とのことだ。おそらく、犬吠岬から南の千葉の長生のあたりは、文化圏的に銚子と 1868年にイワシの大群が千葉沖に押し寄せ、大漁を祝った酒盛り歌。歌詞的にも非常にオメデタイ、ファンキーなもの。 さて自分は、そんな「銚子大漁節」をアレンジして自分が参加しているバンド、”こころば”で演奏してます。 上記リンクでのコード進行は以下のようにしました。キーはA、4/4拍子。 イントロパートは、A9のワンコード。
旋律のスケールとしては、Aマイナーともとれるのですが、あえてメジャーにしました。3rd(ドかド#)にあたる音は 次は、Aパート。というかこれの繰り返しですが(笑)。「数え唄」ですからね。
1-4小節はAのワンコード。ううむ、ワンコード一発で突き進むのがこの曲の和声的解釈としては正解なのかもしれないです…下手にドミナントを挟んで、和声的輪郭を なやんだ自分が加えたコード進行が、5~6小節の、 C⇒D⇒A⇒F⇒G⇒A つまり bIII⇒IV⇒I、bVI⇒bVII⇒I 前者は、ドミナント代替⇒サブドミナント⇒トニックのヴァンプ、後者はサブドミナントマイナー⇒サブドミナントマイナー⇒トニック bIIIは、ドミナント代替と解釈されることが多いですが、サブドミナントマイナー代替ともとれるどっちつかずの和声。だから、ふたつとも、実は同じ(サブドミナントマイナ⇒トニック)進行で、 ということはつまりIVm⇔Iの、ソウルやファンクの王道、I-IVヴァンプで、ダンスミュージックや酒盛り歌は世界中共通、というまあこのブログのテーマに こころば のライブで毎回、「銚子大漁節」をやってます。ライブに来てくださいね!!! ☆2011年6月2日(木)
ライヴ是非お越しください。音楽談義しましょう!! ■こころば動画リンク:
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