今のPVならコレでしょ?
◆MTV
仕事から帰宅、特に見る番組がないときは、ただただ MTV を垂れ流す。
Promotion Video(以下PV)で面白いものを見つけたら、
『この名前は覚えておこう』と思っても、記憶力の衰えのため(笑)すぐ忘れる。
昔から、Jazz, Blues, Soul, Funk が好きで、1970年代まではひととおり聴いてきた。
が、1980 年代以降は何が何なのだか判っていない。
「もう21世紀も5年過ぎたのに、このままでは自分の耳は
20世紀末で進化をやめてしまっているのでは?
これが老化ということか…」
という『世間から取り残され』恐怖のようなものを感じてしまう。
ということで、心機一転、30の手習いでヒップホップを勉強しようとする連休の一夜が始まる…。
1) 参考書を買う
近所のブックスいとうに出かけ、参考書になる本を探す。
古本屋なので、2002年以前の古い情報誌がほとんど。
とりあえず、以下の2冊を買う。
a) シンコーミュージック「blast awards 2004」
b) アウトバーンRmx―Street & club sound 1999年7月号(?)
(この2冊、非常に役立ちます。オススメ)
2) 50 cent は社会現象
(こんなことを今更いっているオッサン、
自分が馬鹿ですと言っているようなものだろうが)
最近もっとも気になっていたPVは、
某 black man がドライブスルーに停車したあと、
ウェイトレス相手に妄想を繰り広げるが、
夢オチで終わるやつ。
上書籍 (a) の表紙の顔が、某 black man と同じだったので購入したのだが、
その PV の曲名/アーティストが以下であることを(やっと)把握。
"Candy Shop" 50 Cent Feat. Olivia
(from album "St. Valentine's Day Massacre")
作曲者は Scorch Jackson
オッサン的解釈では、
キャンディショップを性的暗喩
(キャンディ=色とりどりの下着、ビニールのナース服、
チョコレートによる Wet&Messey 的効果)として捉え、
棒付キャンディを舐め尽し、あふれ出たシャンペンを楽しみ尽くす、という
ポピュラーミュージックの王道的な作品。
色々ある時代の中でも音楽の本質ってココにあるんだな~と納得しつつ、
オリヴィァ嬢がものすごく気になる。
3) 青い下着が素敵なオリヴィア嬢
Olivia Longe 嬢について調べる。
1981年ニューヨーク、ブルックリン生まれ(ジャマイカン・インディアン系?)。
教会聖歌隊から音楽を始め、ヴォーカルトレーニングのほかピアノやギターも習う。
15歳で従兄弟の Paul Jackson とデモテープを作成したりしたのち、
Deric Angeletti, DJ Clue, Josh Thompson らプロデューサらに見出され、
2000年8月J Records の Clive Davis と正式契約。
2001年4月、ソロアルバムをリリースし、シングル「Bizounce」をヒットさせている。
早速、聴いてみます。